コーヒーのお風呂

コーヒー お風呂

コーヒーのお風呂?

ルパン三世
 第133話 「熱いお宝に手を出すな」
地中海に浮かぶクオレ島は、百年に一度、噴火がやむ火山。その底には莫大な財宝がある。狙ったのはいいが、次元、五右ェ門と、仲間割れしちゃってねぇ。次回、『熱いお宝に手を出すな』。また会おうぜ!

ルパン三世 2nd series 第133話 「熱いお宝に手を出すな」
ルパンの獲物はクレオ島にある100年火山の噴火口に据えられた金銀財宝だ。
折しもちょうど100年目、30分だけ活動を停止する。
FBIのクラウディア、島の住人に扮していたマフィア、熱い財宝は誰のもの?



熱いお宝に手を出すな

クラウディアと仲良く遊園地でデートを楽しむルパン。
デートしている間、五右ェ門と次元はビーチパラソルの下でくつろいでいます。
次元はのんびりコーヒーを飲み、五右ェ門は新聞を読んでいます。
新聞にはなんと、不二子が南極に取材に行っているという記事。
ところがデート中に次から次へとルパンに災難が降りかかります。
どうやらクラウディアの仕業らしい・・・

ルパンの今回のお宝はイタリアのシシリー島の近くにある
クオレ島の火山の底にある財宝。
100年に1度、30分だけ噴火が止まる、その時にいただこうという寸法です。

次元も五右ヱ門も原住民のものを盗むのは気が進まないので
乗り気ではない様子・・・
それなら、と多数決を始めたルパン。
結果はルパンの勝ち!!
というのも、ルパンがテープレコーダと人形を使ってインチキをしたのです。
次元も五右ヱ門も気がついていたが、仕方なく参加することとなります。

しかし、表向きはルパンに協力するが、実際はクラウディアに協力するつもりなのです。
クラウディアこそ原住民の一人だったのです。
原住民にとって神とも同じ財宝を守りたいというクラウディアの気持ちを尊重し、
次元も五右ヱ門も今回ばかりはルパンを裏切ることにしたのです。

その会話を密かに盗聴していたルパン。
「おもしれぇ。久しぶりに対決してみるか!」

イタリア行きのジェット機に乗り込んだクラウディアとルパンたち。
ところが機内でルパンが毒グモ“スリープ・タランチュラ”に刺されてしまった。
このクモに刺されると24時間眠り続けるといいます。

噴火が止むのは翌日の午後4時。
このままいけばルパンは手を出せない。
安心したクラウディアは、
クオレ島に着くと次元と五右ヱ門を祖父のアナポラペ老人のもとへと案内しました。
感謝の意を込めて花のレイをプレゼントされる次元と五右ヱ門。
しかし・・・

実はクラウディアも村人たちもマフィアの関係者だったのです。
一族が世界を支配する日のため、
マフィアは原住民に成りすまし百年火山の財宝を狙っていたのでした。

そうとは知らない次元と五右ヱ門はルパンの部屋へと戻ってくると、
寝ているはずのルパンがいない。
二人が慌てて探すと、なんと!!

ルパンはコーヒー風呂に入っていたのです。


毒グモの毒は効かなかったのでしょうか?
それともコーヒー風呂で解毒?

頭からコーヒーを被って眠気を覚ますルパン。
ルパンは次元と五右ヱ門の花のレイの中に仕組まれていた盗聴器を取り出すと
騙されていることを伝え、三人は火山へと急ぐのです。

しかし次元も五右ヱ門もまだクラウディアを信用しているのか、
ルパンのジャマばかりします。
火口に下りていく、ルパンのエレベータをコントローラで上に下に
動かしたりと、ルパンを怒らせます。

そうこうしているうちにルパンの命綱が何者かによって切られてしまいました。
ようやく村人たちにだまされていたことに気付いた二人は
ルパンを助けに火口へ急いで降ります。

いよいよ噴火が始まりました。
しかも火口の頭上からはマフィアたちが一斉に銃を向けます。
ここまでか!!

そこへ現れたのはクラウディア。
実は彼女はFBIの特命刑事だったのです。
マフィアをつぶすため、潜入操作をしていたのです。

間一髪のところをクラウディアに助けられ、ボートで脱出するルパンたち。
入れ違いに、その頭上にはクラウディアの応援部隊であるFBIの
大型ヘリがマフィア目指して飛んできました。

さあ、財宝はどうなったの?

今回ばかりは諦めるんだなという次元たちに
ルパンはニヤリ。

三人は火山を抜け出し、置いてあったボートに乗り込みます。
次元:「これで後、百年間は誰も財宝を盗めないというわけだ」
五右ェ門:「さすがのルパンも黒星ということだ」

ルパン:「あら〜。俺をそう甘く見ているなんて相棒とは言えねぇぞ」
ルパンは宝石箱にすてきな仕掛けをしてあったのです!!
ちゃっかり宝箱にパラシュートを取り付け、
噴火のエネルギーで上空へと飛ばしていたのです。

次元:「なんだ、あれは」
五右ェ門:「仕掛けおったな、お主」驚く二人。
そして、得意げなルパン。

「ルパン三世は英知の人よ。狙った獲物は絶対はずさねぇ。
先の先まで計算たてて盗みの美学を完成させる」とかっこよく決めたものの、
ボートに穴が開き、海水がしみこんできます。
  
慌ててボートを漕ぐルパンに、「計算が狂ったな」と次元が笑います。
次元:「盗みの美学とは言えないな」
五右ェ門:「いかにも」

はたして宝箱の落下地点までに無事たどり着くのやら?
♪♪♪





♪お話のツボ♪
☆熱いお宝に手を出すなより☆

ルパンと、次元、五右エ門の対決!!
でも仲良しなんだよね。

やっぱり不二子ちゃんはルパンに欠かせない!
登場しないが、新聞にはなんと、不二子が南極に取材に行っているという記事。

ルパンがコーヒー風呂に入ってるとこ!

毒蜘蛛に刺されて解毒のため?
それとも特異体質でなんともないの?(笑)

クレーンでルパンがヨーヨーにされるシーン!
ヨーヨーのように扱われて、ルパンの駄洒落
「馬鹿やろー、俺はヨーヨーじゃないぞ。ヨーヨーヨー!」

次元が騙してたというと、ルパンが「いいよぉ、知ってたもん」
だって!


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