コーヒーの木を見たことはありますか?
コーヒーの木は小さく白い可憐な花をつけます。
そして果実は真っ赤に色づき、果肉はほのかに甘く
それはさくらんぼのよう・・・
コーヒーチェリーの構造
コーヒーチェリーは、外側から外皮、果肉、内果皮(パーチメント)、銀皮(シルバースキン)、種子の構造になっています。
この種子の外側の部分を取り除いたものが生豆(なままめ)です。
南国ジャマイカの桜前線
コーヒーの実が赤く色づきました♪
ブルーマウンテン山脈では、2月〜3月にかけてコーヒーの木に咲いた白い花が
11月になると真っ赤に色づき、収穫の季節がやってきます。 コーヒーの実は麓の町から高原の村へと標高をおって、
まるで日本の桜前線のように、順々に色づいていきます。
真っ赤に色づいたコーヒーの実は、
その色形から、コーヒーチェリー(さくらんぼ)と呼ばれており、
まさに南国ジャマイカの桜前線です。
そして、ブルーマウンテン山脈では生産者が一年間の生活をかけた
収穫作業が展開されます。
このチェリーは寿命が短くて弱く、雨や風にさらされるとすぐに
地面にたたき落とされてしまい、その価値を失います。
同時にコーヒー農家の人々は収入も失います。 小さな農家では、子供を含め、家族騒動員で早朝より収穫に当り、
中規模以上の農園では、収穫人夫の確保に奔走し、人夫の奪い合い、
賃金の交渉があちこちで行われ、普段はもの静かな山村がこのときばかりは喧騒につつまれます。
コーヒー豆
コーヒー豆は、コーヒーの木(アカネ科の植物)の種子です
コーヒーの木はその実を収穫できるようになるまでに約5年かかります。 コーヒーの果実は、まるでチェリーのように真っ赤なことから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。 その美しさはまるで宝石のよう・・・・
1本のコーヒーの木から収穫できるコーヒーの実は、ローストコーヒーにして1年間で約1ポンド(454g)とごく少量です。
コーヒーチェリーは、乾燥式または水洗式という方法で加工されます。 乾燥式とは、コーヒーチェリーを収穫後地上に広げた状態で乾燥させて外皮を取り除く方法です。 水洗式とは、収穫後すぐに実から豆を取り出し、水に漬けて発酵させ、天日干しもしくは最新の設備で乾燥させる方法です。
加工後のコーヒーの実、いわゆる生豆は、その色から「グリーンコーヒー」と呼ばれ、等級ごとに麻袋に詰められ、消費国へ輸出されます。
これは・・・さくらんぼ♪
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