アイスコーヒーはいつ頃から登場したのでしょう
明治24年、の氷店のメニューに「氷コーヒー」が記載されています。 すでに明治時代からあったようですね。 昭和2年に、コーヒーエキスを冷やして、神宮球場で売ったという記録があります。
世界的に見るとアルジェリアのマザグランという町では、
水で薄めたコーヒー『カセーレジョール』を飲む習慣があったといいます。
今はコーヒーと氷をシェイクした『コーヒースムージー』などがシアトルを中心に流行しているようです。
家庭用の『アイスコーヒー』を初めて発売したのはポッカコーポレーション。
昭和51年に820グラム入りで発売した大缶は爆発的に売れました。
「お客様からもっと大きな容量が欲しいというニーズと、
当時、冷蔵庫が大型化してきて大きな缶が入るようになったのがマッチしました」とポッカより。
最近のアメリカではアイスティーがもてはやされているといいます。
冷たいコーヒーに抽出された渋味が皮膚がんに良いらしいのです。
この影響からアイスコーヒーも流行ってきたといいます。
ビジネスマンのひととき
「冷やしコーヒー」・・・「冷コー」。
「アイスコーヒー」・・・・「アイコー」。
なんて注文できる、気軽なコーヒー。
外で働く人たちの『ほっと・・・一息』そんな時間をくれる飲み物
夏のお昼時。ビジネス街でもっとも好まれる飲み物は、アイスコーヒーではないでしょうか。
これは日本の気候と社会をあらわしているのかもしれませんね。
海外にはあまりアイスコーヒーを飲む習慣がないと聞きます。
現在はコーヒーチェーンが増えバリエーションのきいたアイスコーヒーもできて好んで飲む人もいるようですが、
欧米の人々にとっては新しい飲み方のようで、コーヒーはホットが基本なのです。
アイスコーヒーを飲むという習慣は日本では意外に古く、
明治時代にはすでに登場していたようです。当時は「冷やし珈琲」と呼ばれていたそうです。 冷やしコーヒー、略して「冷コー」。大阪の「冷コー」の起源はここまでさかのぼることがでるのかもしれませんね。
海外の起源を辿ってみると、
フランスでも昔の植民地アルジェリアでそういう飲み方がされている“マザグラン”という冷たいコーヒーもあります。
ドイツやスペインでもコーヒーを冷たくして飲むという風習自体は皆無ではないようです。
アイスコーヒーはどうして日本でだけ、これほど一般的になったのでしょうか。 冷たいコーヒーを飲むというコンセプトはともかく、今のアイスコーヒーは「日本発祥」といってもいいかもしれませんね。
頑張っている人々への冷たい贈り物ですね。
海外のアイスコーヒー
米国や欧州には数年前までほとんど存在しなかったが、
スターバックスコーヒーなどの展開によって徐々に広まり、
現在では多く飲食店でもアイスコーヒーを飲むことができる。
英語での表記は「Iced
Coffee」となり、
文字通り氷をいれたグラスにホットコーヒーを注ぐというものがほとんどである。
一部ではアイスコーヒーというと、コーヒー味のアイスクリームとなることもある。
日本のアイスコーヒー
日本では明治期にコーヒーを冷やして飲み始めたのが発祥。
関西圏では冷コー(れいコー)と呼ぶこともある。
喫茶店では、「アイス」・「アイコー」といえばアイスコーヒーが注文されたことになる。
1980年代初頭までは夏場の飲み物であったが、現在は春夏秋冬出す店が増えている。
アイスコーヒー専用の缶コーヒーも人気である。
|