オーストリアの首都・ウィーンのウィーン風のコーヒー♪
ウィンナ・コーヒーには独特の飲み方があります。 かき混ぜずに、初めに冷たいホイップクリームの感触を楽しみ、次に熟いコーヒーを味わい、
最後に砂糖の甘味を感じるという三段階で味わう飲み方です。
本場ウィーンでは、耐熱グラスを使ってアインシュペンナーを作ります。
ウィンナー・コーヒーは、オーストリア発祥のコーヒーの飲み方のひとつです。
ウィンナー(ヴィーナー)とはウィーン風のという意味です。
日本では濃く入れたコーヒーに、ホイップクリームを浮かべたものですね。
ウィーンの人々が日常的に多く飲んでいるのは、
エスプレッソと温かいミルクを加えた上にミルクの泡を載せたメランジェMelange、フランス語で「混ぜる」の意味。
カプチーノとほぼ同じものであり、ウィンナー・コーヒーという名称のコーヒーは存在しません。
ただし、メランジェのミルクの泡の代わりにホイップクリームを載せたフランツィスカーナー(Franziskaner)
と
呼ばれるものがそれに近いようです。
そしてアインシュペナーはコーヒーにほぼ同量の生クリームが乗っていて、カップではなくグラスに注がれています。
カフェー・ミット・シュラークオーバースは、コーヒーカップとは別の器に砂糖をかけたホイップクリーム(シュラークオーバース)が添えられています。
オーストリアは地方によってもコーヒーの呼び名が違い、また、コーヒーや入れるミルクの状態などによっても名前が変化し、
たとえば「フェアレンゲルター」(Verlängerter、「薄めたもの」の意)
と呼ばれるミルク入りのコーヒーがあり、さらに温かいミルクを若干多めに入れた「ミルヒカフェー」(Milchkaffee) があります。
作り方
1 カップに濃いめに入れたコーヒーと砂糖を入れかき混ぜます。
2 ホイップクリームを浮かべます。
熱いコーヒーと冷たい生クリームのコントラストを楽しみながら味わいます。
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